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医師との信頼関係
医師と患者の関係は、初めから強い信頼関係で成り立っているとは思えません。なぜなら、患者は少し猜疑心をもって医師を見ているからです。「ほんとうに、大丈夫だろうか」「先生は励ましのつもりで、私に嘘を言っているんではないだろうか」など。病状が快方に向かって初めて、患者は、その医師を信頼できると思います。いわゆる結果責任ですね。どれだけ名医でも、病状が悪化すれば、患者及びその家族にとっては、悪い先生といえるでしょう。私は、家族が入院したときに、担当医が複数いることでかえって患者にとって困難を強いていることを実感したことがあります。もちろん頼りない担当医に1名付いてもらうよりもましなのかもしれませんが、複数いることで、治療方針がまちまちになり病状が、行きつ戻りつを繰り返し、結局快方に向かい難いようです。私たち家族は、そんなとき、1名の先生にお願いすることにしました。それは、先生にとっても信頼関係が築けた瞬間だったのだと思います。そのときからは、とても親身に一生懸命治療に取り組んで頂けました。治療方針も一本化され、患者も次の心の準備ができるようでした。医師にとっては、数名担当する患者の中の1名といえるでしょうが、患者やその家族にとっては、まさに「望み」そのものです。だからこそ、親身になって頂けることが最良であり、その上で、結果を何よりも求めるものだと思います。私の家族は、その先生のおかげで無事退院することができました。つまり結果も伴ったわけです。
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